「2027年で家の蛍光灯が使えなくなるって本当?」
ニュースでそんな話題を耳にして、ご自宅の照明はどうなるのだろうと不安を感じた方も多いのではないでしょうか。毎日の暮らしに欠かせない明かりのことですから、心配になって当然ですよね。
結論からお伝えすると、今すぐお家の明かりが消えてしまうわけではないのでご安心ください。ただ、少しずつ次の準備を始めていく時期にきているのは事実です。
「とりあえず家電量販店でLEDランプを買ってくればいいかな?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実はそこに少し気をつけたいポイントがあるのです。
今回は、埼玉県川口市で数多くのリノベーションを手掛けてきた「有限会社 おが建」が、ご家族がこれからも安心して暮らせるための正しい知識と、毎日の暮らしをもっと豊かにする照明の選び方について、分かりやすくお話しします。
なぜ話題になっているの?「2027年問題」の正体

ニュースで言われている「2027年問題」とは、環境を守るための国際的なルール(水俣条約)によって、2027年末までに一般的な蛍光ランプの製造が終了するというものです。
「まだ点くから大丈夫」と思うかもしれませんが、いざという時に慌ててしまわないよう、今のうちから少し先のことを知っておくと安心です。
- 少しずつ手に入りにくくなります: すでに一部の蛍光灯は製造がストップしており、ご家庭でよく見る長いタイプや丸いタイプも2027年末に向けて徐々に姿を消していきます。
- 価格が上がってしまう可能性も: 今ある蛍光灯を使い続けること自体はルール違反ではありません。ですが、メーカーの生産が減っているため、数年後に「ランプが切れた!」と買いに行っても、お店に置いていなかったり、価格が以前より高くなっていたりする可能性があります。
だからこそ、焦る必要はありませんが、「心とお金にゆとりがある今のうちに、新しいLED照明への切り替えを検討しておく」のが、とても賢い選択と言えます。
「我が家も対象?」目安は「築10年以上(2015年以前)」のお住まい

では、具体的にどんなお家がこの準備を始めるべきなのでしょうか。
ひとつの目安として、「2015年(平成27年)以前に家を建てた、またはリフォームをした」というご家庭は、蛍光灯をお使いの可能性が高いです。
新築のお家でLED照明が「当たり前」になったのは、2015年〜2016年頃からです。つまり、それ以前に建てられたお家や、ここ10年ほど照明器具を交換していないお家は、そろそろ照明器具自体が「お疲れ様」の時期を迎えているサインかもしれません。
「工事不要のLEDランプ」に隠れた気をつけたいポイント
「ランプがなくなるなら、今の器具にそのまま付けられる『工事不要のLEDランプ』だけ買えば手軽でいいよね」
そのお気持ち、とてもよく分かります。しかし、住宅リフォームのプロとしては、古い器具に新しいLEDランプだけを取り付ける方法は、少し立ち止まって考えていただきたいのです。
理由は、照明器具の奥に隠れている「安定器」という部品にあります。
- 器具の中身も歳をとります: 蛍光灯器具には電流をコントロールする「安定器」という大切な部品が入っています。この部品の寿命は、だいたい10年〜15年と言われています。外側のカバーは綺麗に見えても、10年以上頑張ってくれた内部の部品には、人間と同じように見えない「疲れ(劣化)」が溜まっています。
- 古い部品に無理をさせてしまう危険性: お疲れ気味の古い安定器に、最新のLEDランプをつなぐとどうなるでしょうか。本来の設計と違う組み合わせになるため、古い部品が無理をして熱を持ち、思わぬ発煙や発火の事故につながってしまう恐れがあります。
ご家族の安全を守るためにも、手軽さだけで選ばず、電気工事の資格を持ったプロによる「照明器具をまるごと交換する(リフォームする)」という選択肢を、ぜひ知っておいてくださいね。
器具ごとの「LED化リフォーム」がもたらす嬉しい3つの変化

照明器具をまるごと新しくする「LED化リフォーム」。最初は少し費用がかかりますが、これからの長い暮らしを考えると、とても嬉しいメリットがたくさんあります。
変化1:毎月の電気代がぐっと下がり、交換の手間も減ります
一番嬉しいのは、やはり家計に優しいこと。最新のLEDに替えるだけで、消費電力は今までの半分以下に抑えられます。さらに寿命も約10年以上と長持ちなので、脚立に乗ってランプを替えるあの面倒な作業からも解放されます。
変化2:見えない不安がなくなり、毎日が「安心」に
古い器具を使い続けることによる見えない不安(発火リスクなど)を、根本から解消できます。最新の安全基準で作られた新しい照明は、ご家族の命と大切な住まいを守るための、とても意味のある投資です。
変化3:光の色を変えて、もっと心地よいお部屋に
今のLEDはただ明るいだけではありません。「家族でご飯を食べる時は温かいオレンジ色」「子どもが宿題をする時はスッキリした白い色」など、リモコンひとつで光を自由に変えられます。いつものリビングが、もっとリラックスできる素敵な空間に生まれ変わりますよ。
照明からはじめる、心地よい住まいづくり
「せっかくなら、お部屋の雰囲気も少しおしゃれにしてみたいな」
もしそんな風にお考えでしたら、ぜひ私たちにご相談ください。
私たち「おが建」は、埼玉県川口市を中心に、超高気密・超高断熱の「FPの家」など、長く快適に暮らせる住まいづくりをお手伝いしている建築のプロフェッショナルです。
ただモノを新しくするだけでなく、「ご家族がどんな風に過ごしたいか」をお伺いしながら、お部屋全体を考えた光のご提案をさせていただきます。
- 天井をスッキリ見せてお部屋を広く感じる「ダウンライト」への変更
- 模様替えに合わせて、本当に光が欲しい場所(ダイニングテーブルの上など)への照明のお引越し
照明が少し変わるだけで、毎日の気分は驚くほど変わります。今回のことをきっかけに、ご自宅をもっと大好きな場所にしてみませんか?
まとめ:焦らずじっくり選ぶために、まずは「照明の健康診断」を

2027年が近づくにつれて、「早くLEDにしなきゃ!」と駆け込みで交換される方が増え、ご希望の器具が手に入りにくくなったり、工事をお待たせしてしまったりすることが予想されます。
いざという時に慌てて妥協してしまわないよう、今のうちから少しずつ準備を始めておくのが一番です。
「うちの照明は、そろそろ交換時期かしら?」
「どんな照明が合うのか、プロに見てもらいたい」
そんな時は、どうぞお気軽に「おが建」にお声がけください。
現在お使いの照明が安全かどうかを確認し、これからの暮らしにぴったりなプランを一緒に考えさせていただきます。
まずは「我が家の照明の健康診断」のつもりで、いつでもご相談くださいね。
川口市の地元の工務店として、ご家族が笑顔で暮らせる住まいづくりを全力でサポートいたします。

