🏠 自宅の安全を確認する
世界中で地震のニュースが絶えず報道される今、ご自宅の安全やいざという時の対策について、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
まず、ご自宅が地震に耐えられるかという点については、専門的な「耐震診断」を受けるのが最も確実です。
築40年を超える建物は、材料の劣化や老朽化も進行しているため、耐震診断を検討すべき重要なタイミングです。
また、木造住宅に関しては、1995年の阪神・淡路大震災の被害を踏まえ、2000年6月1日にさらに基準が強化されました(2000年基準)。
これ以前に建てられた木造住宅は、2000年基準に適合していない可能性があるため、耐震診断を受けるのが望ましいです。
(自治体によって費用助成制度があります。お住まいの地域の窓口に問い合わせてみましょう。)
さてここからはご自身で今すぐできる安全確認のチェックリストをご紹介します☝
◆室内でのチェック(命を守る空間の確保)
check1.
背の高い家具(タンス、食器棚など)は固定されているか?
☝対策方法:L字金具やベルトなどで壁や柱にしっかり固定。
転倒防止用の突っ張り棒も併用。
check2.
就寝スペース 寝室や子供部屋に、倒れやすい家具はないか?
☝対策方法:倒れる危険がある家具は置かないか、背の低い家具にする。
check3.
通路・出入口 玄関や部屋の出入口までの通路を塞ぐ物はないか?
☝対策方法避難:経路を確保するため、物を置かない。
家具の配置を見直す。
check4.
家具や棚の上に、落ちてくる可能性のある重い物はないか?
☝対策方法:高い場所に物を置かない。額縁や鏡には飛散防止対策を。
check5.
窓ガラス、食器棚のガラス、鏡などに飛散防止フィルムを貼っているか?
☝対策方法:割れたガラスによるケガを防ぐため、フィルムは必須です。

◆室外でのチェック(周辺への二次被害防止)
check1.
ブロック塀 :ひび割れ、傾き、基礎部分のぐらつきはないか?
⚠建築基準を満たさない古い塀は非常に危険です。
専門家に見てもらい、補強や撤去を検討しましょう。
check2.
屋根・外壁・瓦:ひび割れやズレ、アンテナの固定は万全か?
⚠不安定な場合は専門業者に補強を依頼する。
check3.
ベランダ:植木鉢や物干し竿など、落下する危険物はないか?
⚠落下しないよう整理整頓し、対策を講じる。
check4.
プロパンガス:ボンベが鎖などでしっかり固定されているか?
⚠転倒や破損による事故を防ぐために確認しましょう。

🛡️ 地震への安心対策と家族の備え
安全な住まいの準備と合わせて、家族で話し合っておくべき対策も重要です。
1. ライフラインと備蓄
備蓄品:
飲料水(1人1日3Lを目安)と食料(最低3日分、可能であれば1週間分)を準備。
ローリングストック(普段食べている物を少し多めに買い置きし、使った分だけ補充する方式)がおすすめです。
非常用持ち出しバッグ:
すぐに持ち出せる場所に置き、年に数回中身を点検しましょう。
(懐中電灯、携帯ラジオ、救急用品、防寒具、貴重品など)
火災対策:
感震ブレーカーの設置を検討しましょう。
揺れを感知して自動で電気を遮断し、電気火災を防ぐのに非常に効果的です。
また、住宅用消火器の場所も確認しておきましょう。
2. 家族のルール
避難場所の確認:
お住まいの地域の指定避難所(一時避難場所と広域避難場所)を家族全員で確認し、実際に歩いてみる。
危険な箇所(狭い道、ブロック塀など)も把握しておく。
連絡方法の決定:
災害時、電話がつながりにくくなることを想定し、災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板、SNSなど、複数の連絡手段と集合場所を決めておく。
家族の役割分担:
地震発生直後、避難時、避難所での役割(火元確認、子供・高齢者の誘導、救急箱の持ち出しなど)を話し合っておきましょう。
有限会社おが建では、大切な住まいの耐震診断も行っております。
「うちの家、大きな地震が来ても大丈夫かな?」
「壁のヒビ、もしかして危ないサイン?」
このような漠然とした不安や、具体的なお悩みにも、専門家として丁寧に対応いたします。
まずはご相談から、お気軽にお問い合わせください。
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